移植前後の鍼灸

このところ問い合わせが多かったので、移植前後の鍼灸について弊室の考え方を記しておきます。

 

胚移植を予定されている方が普段鍼灸やLLLTを受けることなく、移植の前後だけ治療を受けてもそれによって妊娠率や着床率が有意に向上することはありません。

 

https://www.carenet.com/news/general/hdn/46059

 

ただし、日頃から定期的にから鍼灸やLLLT治療を受けているかの場合には、状況を見ながら移植前に施術を行うのはありだと思います。自然排卵後に移植する場合には黄体機能を高めることは妊娠の成立維持には有効です。黄体機能が整うと子宮内膜上の免疫バランスも整い受け入れ環境が改善します。内膜をもう少し厚くしたい場合には排卵前に行い黄体内の血管新生を促すのも良いことだと思います。

 

非常に強くストレスを感じてしまう方の場合には、血管の緊張や免疫バランスの乱れが生じやすくないます。AMHは十分に高いのに、卵胞の発育すら困難になってしまった方もあります。着床への影響も大きいと思われます。

このようにストレスを感じやすいような方への対処としては、移植前にお灸や鍼もありかな?とは思います。ただし、ストレスの影響が大きい場合には、単発的な施術では結果には繋がらないように思います。

 

弊室ではストレスの影響が大きい方の場合には、当室では頭部への点灸(お灸)を行っています。頭皮に米粒大のお灸を据える特殊な方法です。意外とスッキリします。また、LLLTのNO分泌による血流改善作用との組み合わせは、手応えの大きい施術法です。

2019年03月10日