2015年の不妊治療の成績

やっと昨年2015年の不妊治療の成績がまとまりました。昨年夏あたりから40代半ば以上の患者さんが急増したことが昨年の特徴です。むろん、継続中で未だ妊娠に至っていない方も多いです。何とか今年中には一人でも多く妊娠に至っていただきたいものです。40歳を超えると体外受精をもってしても妊娠率は低下し治療年数にかかわらず子供を産める人は1割程度ともいわれています。そうした中でおよそ4分の1ほどの方が妊娠されたのは、むろん医師の努力もありますが当室の鍼灸も少しは貢献できたのではないかと思っています。

 

データの集計に当たり、当室では不妊治療と妊活を区分しております。集計に含まれるのは次の条件を満たす症例です。

 

  • 不妊の定義(2年以上の不妊期間)を満たす
  • 3か月以上継続して鍼灸治療を行った
  • 妊娠12週に行ったものを妊娠例とする(その後流産の知らせがあったものは除外しています)

ですから、数カ月間タイミング法にトライしているが授からないといったケースで、当室において鍼灸治療の後妊娠に至った症例については集計に含まれておりません。また、ご存知のように昨年不妊症の定義が変わり不妊期間が1年となりましたが、集計の都合上従来通り2年でカウントいたしました。

 

3か月以上継続治療を行った患者数 50名
内)40歳以上の方 21名
妊娠に至った患者数 15名
内)40歳以上の方 5名
妊娠時の平均年齢 37歳
最高齢45歳2名:治療期間17か月&19か月
最年少26歳:治療期間28か月
妊娠例の初診時平均不妊期間 37か月
内)40歳以上の方 60か月
妊娠するまでの平均治療期間 13か月
内)40歳以上の方 16か月
タイミング法による妊娠 8例
内)鍼灸治療単独による妊娠 6例
人工授精による妊娠 2例
体外受精による妊娠 5例
 

集計には含まれていませんが、数か月の不妊期間で相談に来られ治療をしながら妊娠に至った例も数例あります。当室では早めの治療開始を推奨しています。ちょっと妊娠しにくいかな?っと感じたら早めにご相談ください。

2016年05月26日