運動不足による起因する痛みコリにご注意を!

理由は様々だと思いますが、「現在運動不足かな?」と感じている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 

座っている時間が長い場合には、腰回りと下肢の筋肉において、伸びたまま動かさない筋肉と縮んだまま動かさない筋肉が生じます。血流が悪くなり発痛物質が筋内で増加し痛覚の刺激して痛むだけではなく、短縮した筋肉と伸長した筋肉それぞれの筋紡錘(センサー的な役割)が刺激されるため、それぞれの筋はそのまま緊張して硬くなってしまいます。

 

痛み・コリが生じる原因になりますし、場合によってはぎっくり腰(急性腰痛)の原因ともなりますので、適度にストレッチなどを行って凝り固まらないように努めて頂ければと思います。

 

とはいうものの、自己対処法には限界がありますので、違和感を感じましたらお早めにご相談頂ければと思います。

 

さて、在宅勤務で机に向かう時間が長く、運動もほぼしていないという女性が、腰部・殿部の痛みと足(大腿)の筋のつりを訴えてご相談に来られましたので一例としてご紹介したいと思います。

 

30代女性

会社に通勤していた頃には、通勤で歩いていたしフィットネスに週に1回ほど通っていた。コロナのおかげで全て在宅勤務となり、フィットネスは退会した。運動らしい運動は全くしていない。1日に10時間ほどは座って仕事をしているし、仕事以外の時間も座っていることが多いとのこと。2ヶ月ほど前から夜中から明け方にかけて大腿部(内側)の筋肉がつるようになった。様子を見ていたが治らず、痙攣の症状は徐々に長くなり10分程度続くようになった。また、夜間だけでなく立ち上がろうとしたときなどに、咄嗟に生じることも増えてきた。最近は大腿がつった際に骨盤や腰部にも痛みを感じるようになってきたため相談に来られた。腰部・殿部およびそけい部の筋が硬くなり、軽く圧すと鈍痛のような不快感があるという。触診では腰部と殿部には冷えが感じらた。腰椎周囲・仙骨部・殿部の経穴に硬結・得気を感じるまで刺入し、鍼手技を行いながら置鍼。その間スーパーライザーを腰部と殿部に照射。その後そけい部の経穴に置鍼。その日の夜から大腿が攣ることはなくなったが、その後2回ほど施術し治療を終えた。しばらく通勤の予定はなく在宅勤務とのことなので、予防のためにも時々鍼に来られることをお勧めしたのは言うまでもない。

2020年10月29日