公孫(SP4)

取穴方法

足の母指(第1足趾)の内側後方で、第1中足骨底の前下方。太白から1寸(母指幅)後方に離れる処。

解説)

言葉にすると少しわかりにくいですね。足の内側、ちょうど土踏まずの内側部分に位置する骨を第1中足骨といいます。3番目の絵を見ていただくとお分かりかと思いますが、第1中足骨は両端が太くなる形状をしています。後ろ側(踵側)膨らみかけている湾曲部に取穴します。太白側から後方に骨際を擦っていくと、骨が膨らみかけた湾曲部で指が止まります。

経穴用語の基本:上~頭の方向、下~足の方向、前~足指(お腹)方向、後~踵(背中)方向
立っていても、横になっていても、この原則を当てはめます。

 

 

功用(効き目・働き)

健脾胃、調衝任

足太陰脾経の経穴である公孫は、脾胃や任衝脈の調節することが出来るので、消化器の不調や浮腫み婦人科症状などによく使われます。うまく応用すればメンタル系の症状にも効果を出すことが出来るツボです。

上の功用を応用することで、以下のような症状に使われることがあります。

婦人疾患
月経不順、帯下、崩漏(不正出血)、月経痛...
消化器系
胃痛、嘔吐、下痢、便秘、消化不良、腹鳴、腹脹...
その他
めまい、むくみ、不眠、煩心、足の熱感...