不妊症例

年齢は妊娠判定時の年齢です。ご紹介するケースは挙児に至っています。

39歳女性

初診時37歳。5年ほど前から妊娠を希望している。一般婦人科でタイミング法や人工授精を試みてきたが、結果が出ないのでARTを受けることにした。それに伴い鍼灸治療を併用して臨みたいとのことであった。治療開始後5カ月ほどで妊娠に至るが流産になった。治療再開後、排卵がいつも左側からであったので鍼灸に漢方(漢方専門医へ紹介)とサプリメントを併用してもらい、瘀血の改善を図る。半年ほど経過すると右側からも排卵&採卵が可能な状態となった。その後、半年ほどでIVFにより妊娠に至った。酷いつわりに耐えつつ妊娠中も鍼灸&漢方を継続し出産に望んだ。

45歳女性

初診時43歳、2年ほど前から不妊治療に取り組んでいる。当室初診時において、既にIVF(体外受精)やICSI(検事受精)を8回実施していたが、着床に至らなかった。ストレスを感じやすいタイプで、手足末端に冷えを感じる。いわゆる肝鬱の傾向を認める。卵質の向上を図るとともに、着床環境の向上も図る。10カ月ほど鍼灸を試みつつARTを試みたが、着床には至らなかった。小さな子宮筋腫を認めるため、着床への影響は少ないかもしれないが手術を行うことになった。これを機に胚の質の向上を図るには、見た目の検査では計り知れない精子の質的向上も重要と判断し、ご主人も鍼灸治療を受けることとなた。また、術後の状態改善を促すため、ART担当医に漢方を処方してもらい服用することにした。治療再開後、7カ月が経過したところで着床し妊娠に至った。

34歳女性

2年ほど婦人科で人工授精とタイミング法の治療を受けている。排卵誘発を行っているが排卵に至ることが少ないため、実際にはチャンスが少ない。ストレスの多い職業で拘束時間も長いため、強いストレスを感じている。体外受精へのステップアップも頭をよぎるが、実際に通院することは困難かもしれないという。知合いに紹介され来院。一旦、婦人科での治療を中止してもらい鍼灸治療で様子を見ることとした。BBT(基礎体温)は上下幅が大きいが2相にはなっていない。4か月ほどで基礎体温の上下のぶれ幅がすくなくなり、なんとなく低温期と高温期に分かれてきたので婦人科を受診してもらう。クロミッドで卵胞が育ってきたので、再び人工授精を行うことになった。3周期ほど人工授精を行い妊娠に至った。

44歳女性

初診年齢42歳。晩婚のため子供は欲しいが、体外受精など高度生殖医療は考えていないという。タイミング法か人工授精を行って授かりたいとのこと。基礎体温のグラフには何ら問題はない。一般婦人科での血液検査、超音波検査でも特に問題はないといわれている。半年間ほどタイミング法を試みたが妊娠に至らないため、人工授精を時々取り入れることにした。モニタリングによりしっかりと排卵しているようなので、排卵誘発はなく卵胞のモニタリングとIUIを行った。そのご、なかなか結果は得られなかったが、粘り強く治療を続けた結果、一年半後にタイミング法の周期に妊娠に至った。

46歳女性

ART治療を3年ほど受けていたが結果を得ることが出来ず、採卵も順調には出来なくなっていたので治療を断念していた。たまたま、頭痛と腰痛が激しくなり当院に通院していたところ、不妊治療を受けている方が多いことに気づき相談を受ける。本人もART治療は辛いのでもうしたくないとのことだったので、鍼灸治療にサプリを併用し、排卵日を正確に特定することもせず、おおよそのところで複数回性交渉をもつという方法で気軽にチャレンジしてもらっていた。一年ほど経過したところで妊娠に至った。