症例紹介

慢性腰痛 50代女性

1年ほど前から右側の腰が痛む。あお向けや横向きで寝ていても痛みがあり、歩いているときもズキズキとした痛みがあり、腰を少し屈めるように歩くと少し楽であるとのこと。整形外科では腰椎に軽い変形があるといわれた。その後、整体や接骨、マッサージに通っているが痛み症状にほとんど変化はないという。

また、昔鍼を受けたことがあるが、鍼以外の治療を希望されたので、レーザー鍼で治療を行うこととした。

エコーで観察したところ痛みを訴える周囲の筋膜に肥厚や線維化生じている可能性が観察された。初回時には頸部交感神経節と腰部、殿部の経穴に照射した。2回目の際に様子を確認したところ、照射中と照射の当日は痛みが和らいでいたが翌日からは痛みが戻ってしまったとのこと。筋膜の状態があまりよくないと判断し、腰部の照射時間を大幅に増やした。次の治療の際に確認したところ、痛みは2~3割は軽減しているとのことだったので、このまま継続して行うこととした。治療開始から2カ月ほどで痛みは消失した。一か月後に来院いただき確認したところ、痛みはほとんどなく日常生活上問題ないとのことで、エコーでも改善している様子が確認できた。また痛くなったら早めに来院するように伝えて治療を終了した。

突発性難聴による耳鳴り 60代女性

2カ月前に突発性難聴を発症。ステロイド剤などで一度は回復するが、その後急速に悪化した。薬を服用しているがあまり改善したような気がしない。酷い耳鳴りと低音性難聴の状態となっている。鍼&レーザー治療を開始して1カ月で聴力は改善したが、耳鳴りの改善度合いは50%ほどの自覚であった。その後3か月ほどで耳鳴りも消失したため治療を終了。念のため、1カ月後に来院していただいたが特に問題なく過ごしているとのことであった。

外反母趾の痛み 60代女性

長年、外反母趾による痛みを抱えているという。1~2か月ほど前から痛みが悪化し、歩くのが辛いといって来院された。また、痛みは動作時だけでなく夜間の自発痛もあるとのこと。両側性の痛みであるが右側の方が左側よりも痛みは強いという。市販の強制グッズなどを使用しているが、効果は感じられないという。(第1)中足指節関節部の痛みが強いが、中足骨に沿った長短母趾屈筋腱にも強い圧痛がある。治療はレーザー治療とし週に2回ほどの治療を行う。3週間ほどで関節部の強い痛みはなくなったが、長・短母趾屈筋腱にはまだ痛みがあるという。さらに2週間ほどで日常生活ではほとんど痛みを感じなくなった。痛くなったらすぐに来るように伝えて定期治療を終了した。

膝関節の腫れ痛み 50代女性

数か月前から膝関節の腫れて痛み、膝を曲げにくいといって来院。整形外科でベーカー嚢腫と診断されて水を抜いているがすぐにまた腫れてしまうとのこと。仕事柄立って動き回ることが多いらしく、膝には相当の負担がかかっていることが推測される。エコーで嚢腫の大きさを観察しつつ、週に2回ほどレーザーと灸治療を併用して行う。2か月ほどで膝の腫れは小さくなり曲げやすい状態となった。痛みについては当初の30%ほどまでに改善しているという。その後は月に2回ほど来院している。多忙な時にはやや悪化するものの、以前ほどの痛みと腫れは回避できている。

加齢黄斑変性症 60代女性

もともと痛み疾患で通院されていた患者さんから、加齢黄斑変性症と診断されているので鍼が効くのであれば治療してほしいと相談される。1年前に診断され経過観察中であるとのこと。週に1~2回程度の鍼治療を1年程継続すると、黄斑部の状態は悪化せずに少し改善していると医師に言われたとのこと。ここから鍼治療にレーザーを併用することとした。さらに1年後の検査では黄斑部の変性がほとんど認められない状態になっていると言われたと喜んでいた。現在も定期的に治療を行って良い状態を保っている。